公開日 2023年06月15日
東京都D様邸
お抱え職人として、住まいのメンテナンスに従事
東京都下の文教地区に佇むD様邸のご主人とは、20年来のお付き合いがあり、屋根・外壁塗装だけでなく、当社代表がお客様のお抱えの職人として、様々なお住まいの相談やメンテナンスのご依頼をいただいております。
塗装や防水にかかる工事の他に、建具等の修理であっても、当社からの大工職人や建具専門の職人を派遣することなく、確かな信頼関係のもと全幅の心頼みをいただき、当社代表自らがしっかりと誠実施工いたします。
それだけにD様邸には、建物を作り成すそれぞれの部位に愛着があり、木や鉄、モルタルにさえ熱と心を感じるような気がします。
愛情を持って懇切丁寧な施工を心がけ、その仕上がりをお客様がご覧になり、お喜びくださることは、大変職人冥利に尽きることです。
写真のD様邸は、撮影時より3年前に一部につきメンテナンスをしたものです。
D様邸は、大きな軒天が特徴的ですが、このような大きくまた広い軒天は、よく晴れた好日には日差しを調整し、風雨吹き荒れる頃には、雨水の吹き込み防止の役割を果たします。
火災時には近隣への延焼を抑制する効果もあります。
また有孔(小さな丸穴付き)の軒天部分または通気口部分は、湿気を排出する仕組みを具備し、屋根裏を適切に換気する作用があります。
軒天は住まいを美しく引き立て、常にその下に広がる外壁を保護しているんですね。
しかし、このような大切な軒天も、しっかりとメンテナンスをしなければ、せっかくの効用が得られません。
古く破損した軒天は、デザインを損ねてしまいますし、鳥や虫が好んで巣作りをしてしまいます。
このように、住まいにとって大切な部位となる軒天は、著しい破損により交換をしない場合は、塗装によりメンテナンスを行います。塗装によりしっかりと美しくも強い塗膜を確保し、防水機能を持たせることにより、日々の風雨から大切なお住まいを守ります。
軒天塗装の配色は、家全体が明るく引き立つ白色が圧倒的に人気です。
軒天塗装をした直近の工事の際には、あわせて雨戸部の改修工事も行いました。また雨樋いの交換、裏手テラスにおけるフェンスのメンテナンス等もあわせて行っております。
雨戸部のベニヤがバラバラになっていたため、骨組みを改修して張り替え、またテラスの横の藤の木の剪定も行っております。
確かな信頼関係のもと細かなメンテナンスを行うことにより、住まいの健康を永続的に保つことができます。
いつでも住まいの相談にのれるパートナー、お抱えの職人は、施主様と共に、家を守るため誠心誠意尽くします。
施主様も無駄な出費をすることなく安心して住まうことができます。
かつて日本に古来より息づいていたお抱え職人の文化、ささやかながら、ここに生きています。
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